たんぽぽピアノ教室では、通常レッスンのほかに年間通して積極的に各種イベントを開催し、通常のレッスンでは体験できないような演奏の機会や、音楽を勉強する機会を用意しています。
風(いぶき)コンサート | 5月 | 小さな演奏会 | PTNAコンペ予選通過者選抜の自主開催コンサート |
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たんぽぽサロン | 8月 | 小さな発表会 | 自由選曲、卒業生参加可、ティーパーティ付 |
お勉強会 | 9月 | 小さな発表会+α | 練習曲中心、コメント交換、アドバイザーの先生参加 |
たんぽぽコンサート | 2月 | 発表会 | 大ホールで演奏、年度を締めくくるメインイベント |
たんぽぽピアノ教室の半年に一度、演奏を披露するという2大イベントのひとつで、当教室の特色ともいえるイベントのひとつです。
お勉強会は、人前で弾く緊張感と集中力をいつも継続して練習できるようになってほしいスタートしました。年間通しての積み重ねが真の実力になるという実感を毎年味わっています。たんぽぽっ子みんなが、前向きに取組んでいるステージです。
お友達の演奏をきいて「1年間の成長を認め合う」「人と比べるのではなく、ともに成長する」。良い意味での「縦横のつながり」を味わい、楽しんで欲しいと願っています。
発表会と違う大きな点は「コメント」をすること、会場に参加されている保護者、兄弟、親戚、演奏者が互いに、コメントを書いていただいています。
コメントを書くことの良い点として、まず一番大切なこととして「自分以外の人(演奏者)の音楽を良く聞く」ということが自然にできます。演奏の良いところを見つけるということは、表現したかったことを感じ取る力がつくことに繋がります。またコメントを書くことで、演奏や音楽を言葉・文章で表現するということが毎年うまくなっていきます。
一方、コメントを見ることの良い点として、コメントをもらうことで自分が成長していることが実感できるようになるとともに、自分の課題をみつけることができます。
日ごろ練習している曲や練習曲でも、暗譜で弾ける程練習する事により仕上げの楽しさや達成感を味わう事ができます。また、暗譜することで、いつもの教材を少し深く勉強します。お勉強会に向けて練習することによって、自分自身で「今、何を今勉強しているのか」自覚ができます。
発表会は、少し長い期間勉強をするので、普段できない長い曲や、少しグレードの高い曲にチャレンジします。お勉強会は、日頃練習している曲を暗譜して演奏するというステージです。この2つのステージが、多くの勉強をみのらせています。
普段、「練習曲」は地味で発表会に演奏されることは少ないものです。お子さんにとって他の人が弾く練習曲をきくこと自体、実は貴重な機会になります。先輩の弾いている練習曲をきくことで、自分が次に演奏するであろう曲に、自然と耳が慣れ、イメージをもつことができるようになります。
お勉強会は、いつもレッスンをしている私とは違う視点でアドバイスいただけるので、生徒は(私も)とても良い緊張感の中で演奏する事が出来ます。アドバイザーの先生からも一人ひとりにコメントをいただくので、それぞれに新たな発見や、再認識することが多々あります。