たんぽぽピアノ教室

第34回たんぽぽピアノコンサートは、2月21日に三郷市文化会館小ホールにて開催致しました。
たんぽぽコンサートは、3時間間30分ピアノ演奏（連弾3組ヴァイオリンアンサンブル5名ヴァイオリンミニコンサート含む）のみ発表会です。
5分間休憩が2回でしたが、ご来場の皆様が、あっという間の時間でしたと口をそろえておっしゃってくださって、たんぽぽっ子の演奏の感動をあつく語ってくださいました。あるお客様からは「たんぽぽではないよ。白百合のような演奏だった」とうれしい言葉もいただきました。
でも、私は、やっぱりたんぽぽっ子はたんぽぽだと思います。みんな太陽に向かって、今ある力を地球の地面からエネルギーを吸い取って、本当によく頑張ったことをたんぽぽ先生は、よ～く知っているからね。

2月11日に本番と同じホールで、第2回リハーサルをしました。第1回のリハーサル後のレッスンをしていて、まあまあの仕上がりだと迎えたリハーサルでしたが、何と残念なところが多すぎて、「これはまずい」と思ったたんぽぽ先生がいました。そこで、どう弾きたいのか、何を感じているんか、素直に表現するためにのヒントだけを提示しました。そして、当日、なんと私の予想をはるかに超えた演奏でした。同じピアノなのに一人ひとり音色が違うし、自分の持ち曲をとても楽しんでメリハリの演奏にしていることに、私は客席で涙があふれました。そのうえ、聴きに来てくださった、ご家族ご友人の方も同じ感想だったのです。
これって本当にすごいことです。

一番うれしかったのは、演奏したたんぽぽっ子も「音が良く聞こえて楽しかった」と、口をそろえて笑顔で話してくれたことです。もちろん技術や、表現も問題はあるとは思いますが、それは今後の課題として次回に向けていきましょうね。それより、今できることを精いっぱい心を込めて、自然に丁寧に歌って弾いてくれたことに、胸がいっぱいになる演奏をありがとう。

いつも皆さんが楽しみにしてくださる今年のアンサンブルコーナーは、ヴァイオリンの若林佳水先生との共演でした。こちらのコーナーは、希望先着5名のみが体験できるスペシャルタイムです。1回事前に練習会をして当日を迎えます。若林先生のやさしい美しい音色に、リハーサル中からうっとり感動してしているたんぽぽっ子たち。何回も合わせているうちに自然と先生と一つの音楽の世界に入っているたんぽぽっ子たち。本番終了後は、「楽しくて気持ち良かった～」とのこと。私も久しぶりに若林先生とアンサンブルをさせていただき、たんぽぽっ子たちと同じく私も幸せをいっぱい感じました。
もちろんご来場者皆様が、ヴァイオリンの音色に癒され感動したのは言うまでもありません。

9月のお勉強会12月のリハーサル、2月のリハーサルと、たんぽぽっ子が集まってお互いの演奏を聴いているので、お互いの成長を認め合って、励まし合っているたんぽぽピアノ教室です。来年に向けて、また、みんなでピアノを楽しみながら、自分のひきたい曲を見つけていきましょう。