第31回たんぽぽピアノコンサートは、うららかなお天気に恵まれ、3月3日に開催致しました。
「田園ホール・エローラ」と言う、「とても音楽環境のよい会場で、演奏回形式で発表会を行いたい」というコンセプトで、たんぽぽ教室みんなで参加する会となっています。
みんなで作ってきた発表会は、「個性を大事に」そして「ピアノを楽しむ」、それをずっと私が手助けしつつ、35年の月日が流れました。「基礎をしっかり見つめながら、前へ進んでいくこと」そして「日々の積み重ねの練習」がとても大切なことを、たんぽぽっ子たちと一緒に私自身も沢山学んできました。
一緒に試行錯誤して、自分の思った音が表現できるように、時に怒り、時に涙し、そしてともに笑い、たんぽぽっ子みんなで励まし合いながら、応援しながら、ハートとハートをぶつけあいながら頑張りました。
また今年はオーボエの吉村結実先生をお迎えして、アンサンブルを楽しんだり、ミニコンサートを聴いたりと、会場が一つになって、オーボエの音色を堪能しました。、きっと心の財産になっていることでしょう。
Mちゃん、発表会デビューおめでとう。やさしいねいろで落ち着いて弾けました。
Oちゃん、きんちょう屋さんでしたが、克服したみたいですね。舞曲は難しいのにしっかり弾けました。
Hちゃん、たんぽぽ入りたてほやほやの新メンバーです。お星様キラキラ感が素敵でした。
U君、たんぽぽボーイズ新メンバー、小さいながらに太い音で、先輩ボーイズもびっくりです。
Sちゃん、いつも焦った感じになる演奏が、Sちゃんの明るい音はそのままに安定した演奏になりました。
Aちゃん、たんぽぽ入門の時、緊張するとどうしても身体がこわばっていたのに、クリアーしました。
Kちゃん、昨年よりずっと左手が安定して、安心して聴くことができました。
Kちゃん、最後のレッスンでお話ししたヒントを基に、表現がとても豊かになっていて驚きました。
D君、ちゃめっけたっぷりの演奏だけど、説得力がある演奏で、たんぽぽボーイズの新キャラです。
Kちゃん、表現力豊かなのに、本番では出しきれなかったのですが、今年はスケールの大きい演奏でした。
Nちゃん、長いステージ初体験の中、すごい集中力でした。これからも楽しみにしています。
Mちゃん、今まで一番本番を楽しめるはずだったのに、骨折。来年はさらなる飛躍を期待します。お大事に。
T君、巨匠のような歌いだしから、テクニック力もばっちりで、さすが次世代を継ぐたんぽぽボーイズです。
Mちゃん、まだ1年たっていないのに、音楽性は今後がとても楽しみです。曲のイメージバッチりでした。
Oちゃん、大人の音楽に苦戦したけど、やっぱりこの曲はOちゃんしかいないと思えた仕上がりでした。
Hちゃん、新しい世界の音楽だったけど、ぴったりはまりましたね。楽しさがぐっと伝わってきました。
Mちゃん、この1年の技術の成長、そして何より大人になりましたね。素晴らしかったです。
Yちゃん、部活との両立に苦しむ中、パックのパッと消える感じを上手に表現しました。
H君、泣けました。その音色に理屈抜きに多くの人の心を揺さぶりました。さすが、たんぽぽボーイズ。
Sちゃん、静かに確実に力をあげましたね。以前の重苦しさは全くなく、美しさが前面に出てきました。
Rちゃん、受験が終わり2年ぶりの復帰の中、自分らしさを表現できていて、大人になりましたね。
Y君、たんぽぽボーイズの現リーダー。安定した左手の音楽感、右手の自由な発想の表現、楽しめました。
K君、たんぽぽボーイズ復帰。自分で勉強をするという目標で休会しての復帰、自立感が頼もしかったです。
K君、たんぽぽボーイズ青年部。昨年より音の響きに無理がなくなり、成長が見られました。
Sさん、シューベルトの和音の響きを見事に表出され、いつもの焦り感がなくなり、とても良かったです。
ピアノは、5~6人で片手での連弾。当日を含め3回の練習。
連弾は、レッスンが続いているので、レッスン時間を譲り合っての練習。
メドレーは、1週間まえに1回と、本番のみの練習。
決して難しい曲は弾いていないけれど、みんなで一つの曲を作る楽しさと、大変さを学んだようです。
舞台裏は大騒ぎだったけど楽しかったね。
別日に一度、吉村先生にご指導を頂き、とても緊張していたメンバー。当日は吉村先生の笑顔に、一緒に音楽を楽しめたようですね。
乾燥が激しいこの時期のステージは、難しいのですが、そんなことは全く感じることなく、オーボエの表現力の幅の広さ(これは吉村先生がすごすぎるのですが)に、会場内は癒しの空間となりました。吉村先生、ありがとうございました。
「ちょっぴり練習時間長くしてがんばるぞ!」と言うメンバーです。
Yちゃん、表現力は言うことなしですが、緊張すると弱いタッチになってしまうのに、今回はぐっと芯のある響きになりました。この年齢で3曲まとめてきたのは凄いです。
Aちゃん、緊張すると息を止めて演奏してしまうのですが、今回は、呼吸がよく、響きが伸びてきてとても聴きやすくなりました。確実に1歩前進です。
Hちゃん、各曲のイメージを変え、最後まで悩んだショパンも、何をしたいかしっかり伝わる表現になっていて、客席で聴いていて、凄いなあと感心するばかりでした。
Yちゃん、本当にこの1年一皮むけましたね。自宅での練習の仕方が変わったと聞いています。自分でどうやったら、どう
なるのかなって考えると本番はこんなに落ち着いて弾けるのですね。凄い発見です。
Sちゃん、たんぽぽ初の発表会。新しい仲間と出会った喜び、そしてSちゃん自身のあたたかい雰囲気を大事に表現して、その楽しさがとても心地よく会場に届いてきました。
Mちゃん、勉強との両立の中、上手に時間を使って本番を迎える力が素晴らしい。中間部の歌は小学生には難しいけれど、Mちゃんらしい歌い方が魅力的でした。
S君、たんぽぽボーイズ専門の部。全身を使って、集中して2曲の大曲をしっかり弾き分けて、袖に戻ってきたときにはへたり込むほどの熱演。表現力もスケールが大きく大人になりました。
Nちゃん、受験が終わったばかりの短期決戦でした。頑張りましたね。ついつい指が回って気持ちがついていかなくなるのですが、ショパンはそこを耳でコントロールできるようになりましたね
Rちゃん、1学期にピアノに向かう姿勢で私ともめたけど、そこから抜け出たとき、大人になりました。それが音に表出して、お客様から美しい音色だと、お褒めを頂きましたよ。凄いことですね。
Yちゃん、弾き方の癖を改良し、努力をした結果、本来のとても済んだ素直な音が表現できるようになりました。また2楽章は大人の魅力を十分に、集中して演奏できるようになりました。
Hちゃん、いやあ、見事な演奏でした。今できることをはつらつと、しかし、丁寧に演奏しきりました。とても長いステージでの集中力は、大物の予感。5月、風(いぶき)は、まかせましたよ。
R&Y、この1年のチームワークがしっかりしみ込んでいます。生活圏が離れているので、練習は困難でしたが、気持ちがあればアンサンブルはできるというのが、伝わる演奏でした。